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パソコンの仮想化についての備忘録


2009.05.29

今年の春に中古のノートPCを買った際に苦労したのでメモ。

・古いノートPCの購入目的
私は昔のものを大事に使うほうなので、windows98などのソフトが結構あって、
たまに使いたくなるのでwindows98用の古いノートPCを定期的に買ってきました。
特に作曲というか楽譜入力などで「音楽ツクール95+」を愛用していますが、
xpでは動かないので専用マシンを用意してますな。

・買い替えたはいいが・・・
で、性能と値段が折り合った頃に機材を更新してきたわけですが、
pentium3に移行したときに問題が出てきました。
windows98がそもそもpen3に対応していないようでpen2と表示されたり、
ドライバ類を入れても干渉とか出て使えなかったりで何度もインストールしなおしましたが
ついに諦めざるを得ない状況になりました。
まあ、F社のノートPCが駄目なだけかもわかりませんが・・・

・情報収集
それで買い直しを含めて情報を漁ると、VirtualPCというのを見つけました。
マイクロソフトが過去のOS向けに仮想環境を提供するソフトを無料で配布しているということで、
すぐ飛びついてインストールしました。
余談ですが、バーチャルマシンと呼ばれるものは他にもあるようですな。

・インストールと運用
マイクロソフトのサイトからセットアップ用の実行ファイルを取得し、
ネット経由で必要ファイルを落としてインストールしました。
そんなわけでインストールはネットに接続してないとできないようですな。
インストール後は仮想PC内に仮想HDDを作成して、普通にCDを入れてOSを入れます。
USBマウスが使えますが、USBメモリが使えないという噂もありますな。
ただ、共有ドライブの登録という機能を使えば仮想PCとデータのやり取りができます。
というか、それ以外でのやり取りはなかなか難しいようです。

・ベンチマーク
パソコンの買い替え=ベンチマークということで、どのくらい性能が下がるか見てみました。
CPU性能は1.5〜2割くらい下がってましたが、まあwin98なので問題ないですな。
ただ、メモリ、HDD、グラフィックは激しく落ちました。
グラフィックに至ってはベンチマークの途中で飛びましたな。
ちなみに、使用したベンチマークはHDBENCHです。

以上。