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最近のDVDは面倒


2009.08.30

今年の6月にDVDレコーダを買いましたが、ややこしいのでメモ。

・発端
普段はよく見る番組を毎週録画でHDDに貯めて、時々一気に見る運用でしたが、
姪っ子がテレビに出たのでDVDに録画してと親に頼まれてややこしくなってきました。
私が買ったのはDIGAですが、番組を録画して観て消すだけなら非常に簡単で便利ですが、
他の機器で再生させようとすると非常に面倒なことがわかりました。

・地デジの録画
今までの地上アナログの録画は何の知識も必要なく、
ボタンを押すだけで録画できて再生も問題ありませんでしたが、
最近の製品は著作権保護機能のせいで非常にややこしくなっているようですな。
まず、録画するDVDメディアがCRRMというのに対応してないと駄目です。
再生するプレーヤもCRRMに対応してないと駄目です。

・録画して複製(ダビング)
私の場合はHDDに録画してDVDにダビングしようとしましたが、
ここでダビング10というルールが出てきます。
(古い機器だとコピーワンスになることもありますが)
また、DIGAだとAVCRECというのでDVDを作ってくれたりしますが、
他の機器だと再生できなさそうなので「通常画質」というのを選択したりします。
この通常画質というのがDVD-VRというものらしく、普通のDVDはDVD-Videoという規格のようです。
地上アナログはDVD-Videoでダビングするようですが、地デジは著作権保護機能の都合で
それができないのでややこしいことになっているようですな。
とりあえずHDDのデータを通常画質とやらにしてダビングしようとすると、
等倍でDVDに書き込まないといけないようでそれも面倒です。
デコードしながら圧縮しなおしてるんでしょうな。

・仕様の過渡期とはいえ
とりあえずDVD-VRでダビングしておけば無難なようですが、
昔の機器だと再生できないので買い換えろということらしいですな。
日本企業間の独自規格で正式なDVD規格ではないらしいので、
今買い換えても今後どうなるかわからないところもあるかもしれません。

・今後の注意点
とりあえず、地デジ移行時に昔に買ったDVDプレーヤが使えなくなることが問題になりそうです。
また、地デジ移行で新製品も出るでしょうし、買い替え需要も出てくるでしょうから、
そのときに他社製品に買い換えられないケースもあるかもしれませんな。
HDDのデータを移そうとしても、「DVDレコーダ」の場合は高画質のままだと移動できないかもしれません。
その場合は録画した時間と同じ時間をかけて標準画質に落とすことになるかもしれません。
(ブルーレイの場合はスムーズかもしれませんな)

・愚痴
今まで何も知らなくても良かったのに、いきなり調べないといけない単語が激増したのが痛いところです。
CPRM、DVD-VR(VRモード)、AVCREC、BDAV、コピーワンス、ダビング10、B-CAS、ファイナライズくらいですかね。
メディアの規格も馴染みがない人は戸惑いそうですな。